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騎士団長殺し [本]

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村上春樹の最新刊『騎士団長殺し』の第1部、第2部を読了。
いつもであればもっと早く読み終えている筈なのですが、なかなか読書に回す時間が取れなくて2週間近くかかる事に。

考察などを書ける程読み込んでいないし、感想などはいろんな方が既に書かれていると思うので、ざっくりと印象だけメモ。

なんというか、昔からの一読者としてはなんとなく懐かしさを感じる作品といった印象。多分それは作品の部分部分を構成する様々なパーツが、昔の村上作品に頻繁に登場していたものを踏襲しているからかもしれないです。それは例えば妻の不在であったり、ミステリアスなお金持ちの男であったり、エキセントリックであり主人公に好意的である美少女であったり、井戸的な何かであったり、闇の世界であったり…まあ村上作品ではお馴染みの要素がいっぱいで、ある意味お約束な展開といえばそんな感じです。それが良いのかどうかは読み手次第という気もしますが。

しかしこの作品も暫く置いて第3部がありそうな雰囲気ですね。一応話は完結している感じにはなっていますが、プロローグのエピソードはまだこの物語に先がある事を示唆しているし、なにしろ『環は閉じきっていない』のですから。